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最終更新日:2009年5月25日

清水地域の文化財 大杉(毘沙門堂大杉) ※平成29年10月に倒れてしまい現在はありません。


しみずっペディア 大杉(毘沙門堂大杉)※平成29年10月に倒れてしまい現在はありません。

※概ね参考文献のとおりのため、「ですます」調と「である」調が混在しています。予めご了解願います。


 大杉(毘沙門堂大杉、清水山町)は、毘沙門堂のすぐそばに立っています。樹齢は約600年と推定されています。


1.概要
 清水山の通称毘沙門様と呼ぶ低い丘の上に根廻り5.9メートル、目通り3.9メートル、高さ20メートル、枝張り東西16メートル、南北15メートル、地上から4、5メートルのところで枝が分かれ、周囲に伸びている。樹齢約600年と推定されています。
 なお、この丘は、足利時代から豊臣秀吉時代にかけての武将、太田美作守(おおたみまさかのかみ)小源吾(最後は太田一吉)の居城の跡と云われ、昔は日野川が今のように真っすぐではなく、大きく三尾野の方へ曲がって、今の何倍かの敷地で小高い丘だったと云われています。その守護神として毘沙門堂がありその境内に杉の森があったと思われます。木は何も語ってはくれませんが、永い歴史を眺めて来た事でしょう。現在の丘にも井戸跡と思われるところや、舟付き場か濠の跡と思われるところが残っています。皆さんも一度現地を尋ねて遠い昔の戦いの跡をしのんでください。


2.近くに建立されている碑
 朝倉時代(西暦1400-1500年の武将太田家(判明する城主は太田美作守、太田小源吾)の城が此の丘に**守護神として毘沙門様が祭*れ*今日に至った。記録によれば清水山合戦(1480年)の歴史も残している。以後定出垣内の氏神になり祭日は毎年九月1日昭和九年堂を再建したが神木の大杉の根が堂を浮かし傾き出したので現在の場所に移築この碑を建立する。 
移転月日 昭和54年拾月吉日
 ※ *は、風化によって読み取れない部分


3.倒れる
 2017年10月23日にかけて福井に接近した台風21号の強風により、倒れてしまいました。


4.交通アクセス
 本大杉へは、京福バス清水山線「清水山」停留所を下車、徒歩約5分。なお、本大杉の植生地は、清水山城跡でもあります。


5.周辺

  • 清水南小学校(真栗町)
  • ふくい健康の森(真栗町)
  • マイドーム清水(真栗町) 

大杉(毘沙門堂大杉) (pdf)


5.参考文献など

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