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最終更新日:2013年8月26日

イベント(露店等)会場等におけるガソリン等の貯蔵・取扱いの留意事項について


平成25年8月15日京都府福知山の花火大会会場において多数の死傷者を出す大変痛ましい事故が発生しました。
花火大会、夏祭り、秋祭り、神社祭、その他屋外の各種のイベントにおいて火災が発生すると被害が甚大となるおそれがあります。
特に、火気を使用する屋台などの防火安全対策が重要で、中でもガソリン等の危険物の貯蔵・取扱いについては細心の注意が必要です。
イベント関係者のみなさまは、下記の事項に留意していただき、火災予防に努めてください。

1 ガソリン等の貯蔵・取扱いの留意事項

ガソリンの火災危険性について

ガソリンは引火点が約マイナス40度と低く、可燃性蒸気は空気より重いため床面に沿って広範囲に拡大する特性を有しており、タンクや金属製容器等の開口部が開いていたりガソリンが漏えいすると、当該場所から離れた位置にある火気、高温部、静電気等により容易に火災に至る危険性があります。

金属製容器の保管時の注意事項について

  1. ガソリンは電気の不良導体(静電気が蓄積しやすい液体)なので、消防法令に適合した金属製容器等で貯蔵・取扱いをしてください。
  2. 火気や高温部から離れた、直射日光の当たらない通気性の良い床面で保管してください。

ガソリンを注油する際の注意事項について

  1. ガソリンの漏れや溢れが生じないように細心の注意を払うとともに、容器を開口する前に圧力調整弁を操作するなど、容器の取扱説明書等に従って適正に取り扱ってください。
  2. 発電機の稼働中には決して注油しないでください。
  3. 特に夏季は、ガソリン温度が上がってガソリンの蒸気圧が高くなりますので、吹きこぼしが起こらないように注意してください。

※ガソリン、灯油や軽油の貯蔵・取扱い・運搬についてはこちらを参考としてください。

※福知山市花火大会火災を踏まえたイベント会場等におけるガソリンの貯蔵・取扱い時の留意事項(総務省消防庁作成)についてはこちらを参考としてください。

2 火気器具を使用する屋台等の留意事項について

  1. 屋台等でガスこんろ等を使用する場合は、消火器を設置するとともに、ガス漏れを防ぐため、ゴムホース等は器具との接続部分をホースバンド等で締め付けるとともに、適正な長さで取り付け、ひび割れなどの劣化がないか点検をしてください。
  2. プロパンガスボンベを使用する場合は、直射日光の当たらない通気性のよい場所に設置し、転倒しないよう鎖等で固定してください。

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