ホーム くらし住宅・土地住まい多様な住まい方(二地域居住 / 職住一体・近接 / テレワーク)

最終更新日:2024年6月10日

多様な住まい方(二地域居住 / 職住一体・近接 / テレワーク)


コロナ禍を契機として、生活様式や働き方が見直しされています。多様な住まい方として、二地域居住や職住一体・近接、テレワークなどの情報を提供しています。

二地域居住や多拠点居住等

二地域居住の画像

二地域居住とは、都市部と地方部に2つの拠点をもち、定期的に地方でのんびり過ごしたり、仕事をしたりする新しいライフスタイルの1つです。例えば、平日は都市部で暮らし、仕事をして、週末などの休みを活用して趣味などのゆとりある生活を過ごすことが考えられます。

二地域居住の良いところ

二地域居住の良いところ
新しい体験・多様な経験 新たなコミュニティに参加

都市でも地方でもそれぞれの地域の良さを享受できる新しい出会いや体験が待ってます。

今までいた場所では出会えなかったコミュニティに参加できるかもしれません。多様な趣味のサークルやご近所づきあいなど人や場とのつながりが身近に。

働き方・暮らし方・生き方の充実や実現 地域に必要とされる存在・自己実現

自身の志向や感性に応じて、時間や場所を選択できるライフスタイルです。地域の自然や食、歴史文化、レジャーなどを日常的に味わうことが可能になり、充実した生活を営めます。

自身の趣味や特技、培った経験を多様な地域で発揮することで、その地域の助けとなるとともに、やりがいや生きがいにつながります。

災害時等のいざというときの避難場所として 将来の移住に向けて

日本はいつ災害に見舞われるか分からない災害列島です。二地域居住をしていれば、いざというときに住み慣れた地域へ避難することができます。

現在の拠点を残しながら別の地域での生活をお試し。移住に比べて、かかわりを残しながら、新たな生活スタイルを取り込めるのが良いところ。

二地域居住ハンドブック

国土交通省では、「二地域居住ハンドブック」を作成し、「二地域居住」を始めるまでの手順やノウハウなどについて紹介しています。

全国二地域居住等促進協議会

国土交通省では、「全国二地域居住等促進協議会」を設立し、二地域居住等の推進に係る様々な施策や事例等の情報の交換・共有や発信、課題の整理や対応策の検討を行っています。

職住一体・職住近接

職場と住まいを同じにしたり、近くにしたりすることで、子育てのしやすさや時間の有効活用など多くのメリットがあります。職住一体や職住近接のメリット・デメリットは以下のとおりです。

職住一体・近接のメリット・デメリット
  説明 メリット デメリット
職住一体 職場と住まいが一つになっている状態
  • 通勤時間がない
  • 時間を有効に使える
  • 効率的に仕事ができる
  • 好きな場所に住める
  • 仕事環境を自分好みにできる
  • 家族と過ごす時間が増える
  • 仕事とプライベートのオンオフがつきにくい
  • 家にこもりがちになる
職住近接 職場と住まいが近くにある状態
  • 通勤時間が短く、通勤のストレスが少ない
  • プライベートが充実しやすい
  • 家族の側で働けるなどの精神的な安定がある
  • 近所で職場の人と出会う確率が高くなる
  • 仕事とプライベートの切り替えが難しい
  • 残業が増える可能性がある

テレワーク

テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。勤務場所により、「在宅勤務」、「モバイル勤務」、「サテライトオフィス勤務」に分けられます。このほか、テレワーク等を活用し、リゾート地や温泉地等、普段のオフィスとは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行う、いわゆる「ワーケーション」についても、サテライトオフィス勤務又はモバイル勤務の一形態として分類されます。
総務省では、ICT利活用の促進の一つとして、テレワークを推進しています。また、観光庁では、テレワークが普及し、働き方が多様化していることを踏まえ、ワーケーションやブレジャー等の普及を促進しています。
※ ブレジャーとは、「ビジネス+レジャー」の造語です。出張等の機会を活用し、出張先等で滞在を延長するなどして余暇を楽しむことです。

在宅勤務(職住一体)

自宅を職場とする働き方です。通勤等の移動時間を要しないことから、時間を有効に活用することが可能です。

  • 住宅内テレワークスペース
    テレワークのためのタイプは、個室タイプ(専用部屋)、半個室タイプ(部屋の一部を転用)、オープンタイプに分類できます。専用の個室をつくることが難しい場合も部屋の一角を活用するなど、多彩なアイデアによってワークスペースになり得ます。スペースの確保が難しい場合、収納空間を利用し、居室とつなげることでワークスペースをしつらえることも考えられます。

モバイル勤務

ノートPC等を活用して、臨機応変に選択した場所で業務を行う働き方です。自由に働く場所を選択できる、外勤における移動時間を利用できるなど、働く場所を柔軟に運用することで業務の効率化を図ることが可能です。

サテライトオフィス勤務

自宅の近くや通勤途中の場所等に設けられたサテライトオフィス(メインのオフィス以外に設けられたオフィス。シェアオフィスやコワーキングスペースを含みます。)で業務を行う働き方です。通勤時間を短縮しつつ、在宅勤務やモバイル勤務以上に環境の整った場所で業務を行うことができます。 
※ コワーキングスペースとは、「Co(共に)」と「Working(働く)」の2つの英語からなり共に働くという意味で、事業者等で共有されるオフィスのことです。

サテライトオフィス立地助成金について

福井市では、首都圏等の県外から福井市へのサテライトオフィスの立地とU・Iターンの促進を図るため、福井県外事業者に対し助成をしています。

ワーケーション

ワーケーションとは、「ワーク+バケーション」の造語です。テレワーク等を活用し、普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ、自分の時間も過ごすことです。余暇主体と仕事主体の2つのパターンがあります。
福井市では、都市部から地方への人の流れの創出や多様な働き方を実現し、産業振興、移住・定住の促進、地域活性化を図ることを目的として、ワーケーション推進拠点「越廼サテライトオフィス」を開設しています。

お問い合わせ先

建設部 住宅政策課
電話番号 0776-20-5571
〒910-8511 福井市大手3丁目10-1 市役所本館4階 【GoogleMap】
業務時間 平日8:30~17:15

メールでのお問い合わせはこちら

ページ番号:026348