最終更新日:2024年10月1日
高齢者肺炎球菌ワクチン
平成26年10月1日から高齢者の肺炎球菌ワクチンが予防接種法に基づく定期接種に追加されたため、市では成人用肺炎球菌ワクチン(ポリサッカライド)の接種を希望される高齢者の方に、接種費用の一部または全額を助成しています。
接種を希望される方は、医師と相談し、予防効果や副反応などについて、十分に理解した上での接種をお願いします。
肺炎球菌感染症について
肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌感染症を予防するワクチンです。肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この細菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
対象年齢
1.65歳の方
2.60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓又は、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいを有する方及び、ヒト免疫不全ウィルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方(身体障害者手帳1級相当の方)
※2.に該当する方は申し出が必要です。
通知時期
接種ワクチン
23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックスNP)
接種回数
1回
接種期間
66歳の誕生日の前日まで
※この期間を過ぎると、全額自己負担での接種となりますのでご注意ください。
※令和5年度に65歳になられた方は、66歳の誕生日前日まで、定期接種が可能です。接種を希望される方は、予診票を発行しますので、健康管理センターまでお問い合わせください。
自己負担金
自己負担金 3,800円(生活保護受給者及び中国残留邦人の方は無料)
接種時の持ち物
- 予診票
- 健康保険証
注意事項
○ 対象年齢の方でも、これまでに上記ワクチンの接種歴がある方は、自費で受けた場合も含め定期予防接種として助成を受けることができません。
23価肺炎球菌ワクチンの効果と副反応について
肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、定期接種で使用される「23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)」は、そのうちの23種類の血清型を予防の対象としたワクチンです。肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、肺炎(肺炎球菌による)にかかっても軽い症状ですむ効果が期待されています。
※すべての肺炎を防ぐものではありません。新型コロナウイルスなど肺炎球菌以外のウイルスや細菌による感染症は、肺炎球菌ワクチンで予防することはできません。
主な副反応は接種後に接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがありますが、いずれも軽度で2~3日で消失します。まれに、接種後約30分以内に出現するワクチンに対してのアレルギー反応である、ショック、アナフィラキシー(たくさんの汗、ひどいじんましん、顔の腫れ、はきけ、呼吸困難等)があらわれることがあります。
予診票について
対象の方で予診票を紛失した場合などは、再交付をいたします。希望される方は、市健康管理センターへお越しください。
※ 来所が困難な方は、下記の必要書類を市健康管理センターへ送付してください。申請書到着後、1週間程度で予診票をお送りいたします。
予診票交付申請書(高齢者用)(PDF形式 163キロバイト)
予防接種済証を紛失された方へ
肺炎球菌予防接種済証を紛失した方については、「予防接種の記録」を発行いたします。
希望される方は、個人情報交付申請書をご記入の上、身分証のコピー(運転免許証や保険証など)を付けて健康管理センターへお送りください。
個人情報交付申請書(高齢者肺炎球菌)(PDF形式 77キロバイト)
Q&A
厚生労働省 高齢者肺炎球菌ワクチンQ&A(新しいウインドウが開きます)
指定医療機関
お問い合わせ先
福祉健康部保健衛生局 健康管理センター
電話番号 0776-28-1256 | ファクス番号 0776-28-3747
〒910-0853 福井市城東4丁目14-30 【GoogleMap】
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