最終更新日:2024年4月1日

日本脳炎1期・2期


対象年齢

平成17から21年度に接種勧奨の差し控えを行っていたため、生年月日によって接種できる期間などが異なります。

平成19年4月2日以降生まれの方

1期

対象年齢:3歳から7歳6か月に至るまで(7歳6か月になる日の前日まで)

  • 3歳からの接種をおすすめしていますが、希望する方には6か月から接種できます。日本脳炎予診票は、生後2か月児にお送りする予診票と同封してお送りします。接種開始については、かかりつけ医とよくご相談の上、決定してください。ただし、生後6か月からの接種開始は厳守してください。
接種回数及び間隔
1期
初回 1回目・2回目

6日以上の間隔をおいて接種

(28日までの間隔で接種することをおすすめします)

1期 追加接種 

初回接種2回目終了後、6カ月以上おいて接種

(初回接種2回目終了後、おおむね1年おいて接種することをおすすめします)

2期

対象年齢と回数:9歳から13歳未満(誕生日の前日まで)で1回接種

平成15年4月2日から平成19年4月1日生まれの方

平成17から21年度の間に勧奨差し控えにより予防接種の機会を逃した年代のため、20歳未満まで(20歳の誕生日の前日まで)定期予防接種が受けられます。

接種回数及び間隔
1期 初回接種
1回目・2回目 

6日以上の間隔をおいて接種

(28日までの間隔で接種することをおすすめします)

追加接種 1回

初回接種2回目終了後、6カ月以上おいて接種

(初回接種2回目終了後、おおむね1年おいて接種することをおすすめします)

2期 1回 1期終了後、6日以上(5年以上が望ましい)の間隔をおいて接種

接種時の持ち物

  • 予診票
  • 母子健康手帳
  • 委任状(父母または後見人以外の祖父母等が同伴する場合、予診票裏面の委任状を必ず記入してください。) 
    13歳以上の方16歳未満の方は、保護者(父母又は後見人)が同伴できず、一人又は祖父母等と受診の場合でも、あらかじめ、接種することの保護者の同意を予診票上の保護者自署欄にて確認できた方については、委任状は不要です。
  • 16歳以上の方は、接種者本人が同意欄に自署してください。

日本脳炎とはどんな病気?

日本脳炎は潜伏期7から10日、突然の高熱、頭痛、嘔吐、意識障害及びけいれんなどの症状を示す急性脳炎です。感染者100から1000人に1人が脳炎を発症します。脳炎にかかった時の死亡率は約20から40パーセントですが、神経の後遺症を残す人が多くいます。脳炎のほか髄膜炎や夏かぜ様症状の人もいます。日本では、最近は年間10人以下程度が西日本の高齢者を中心に発症していますが、若年者の発症もみられます。
食用として毎年多数出生、飼育されているブタが日本脳炎ウィルスの増殖動物とされています。関東以南では10月までに約80パーセント以上のブタがウィルスに感染し、ブタから人へは蚊の媒介により感染します。
人から人への感染はありません。日本脳炎ウィルスは、東南アジア及び東アジアに広く分布し、患者が多数発生しています。

国立感染症研究所感染症情報センターホームページ

日本脳炎ワクチンと副反応について

乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンは、日本脳炎ウイルスをVero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)で増殖させて、ホルマリンで不活化(感染性を失くすこと)して製造されたワクチンで平成21年6月より使用されています。
臨床試験において認められた主な副反応としては、発熱(18.7パーセント)、咳嗽(11.4パーセント)、鼻漏(9.8パーセント)であり、接種3日後までにみられたとされています。また極めてまれに、ショック、けいれん、アナフィラキシー様症状、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎、けいれん、急性血小板減少性紫斑病などの重大な副反応がみられることがあります。 主な副反応としては、発熱(18.7パーセント)、咳嗽(11.4パーセント)、鼻漏(9.8パーセント)、注射部位紅斑(8.9パーセント)であり、ほとんどが接種3日後までにみられたとされています。なお、旧日本脳炎ワクチンで稀に現れる副反応としていた、ショック、けいれん、アナフィラキシー様症状、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎、急性血小板減少性紫斑病などの重大な副反応の発生も否定はできません。

「日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A」(厚生労働省 平成28年3月改訂版)

 

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