4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)

最終更新日 2020年6月19日 印刷

対象年齢

生後3か月から7歳6か月に至るまで(7歳6か月になる日の前日まで)

接種回数及び間隔

接種回数及び間隔

接種回数

接種間隔及び期間

初回接種 3回

20日以上

(56日までの間隔で接種することをおすすめします)

追加接種 1回

初回接種3回目終了後、6カ月以上

(初回接種3回目終了後、12カ月から18カ月の間隔をおいて接種することをおすすめします)

接種時の持ち物

  • 予診票
  • 母子健康手帳
  • 委任状(父母または後見人以外の祖父母等が同伴する場合、予診票裏面の委任状を必ず記入してください。)

対象疾病について

ジフテリア

ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。
現在では、患者発生者数は国内で年間0~1名程度です。しかし、ジフテリアは感染しても10%程度の人が症状が出るだけで、残りの人は症状が出ず、保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがありますので、注意が必要です。 

百日せき

百日せき菌の飛沫感染で起こります。1948年から百日せきワクチンの接種がはじまって以来、患者数は減少してきています。
百日せきは、普通のカゼのような症状ではじまります。続いてせきがひどくなり、顔を真っ赤にして連続的にせき込むようになります。せきの後、急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱は出ません。乳幼児はせきで呼吸が出来ず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こした場合、乳児では命を落とすこともあります。 

破傷風

破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にひそんでいて傷口からヒトへ感染します。
傷口から菌が入り体の中で増えると、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたり、死亡することもあります。患者の半数は自分や周りの人では気がつかない程度の軽い刺し傷が原因です。日本中どこでも土中に菌はいるので、感染する機会は常にあります。また、お母さんが抵抗力(免疫)をもっていれば出産時に新生児が破傷風にかかるのを防ぐことができます。

ポリオ(急性灰白髄炎)

ポリオは「小児マヒ」と呼ばれ、感染した人の便に排泄されたポリオウイルスが口に入ることによって、人から人へ感染します。
感染したウイルスは4~35日(平均7~14日)で腸の中で増えます。感染したほとんどの人は、症状がでず、一生抵抗力(終生免疫)が得られますが、感染した人の中で、約1,000人~2,000人に1人の割合で麻痺を起こすことがあります。わが国では、1960年代前半までは流行を繰り返していましたが、現在は、予防接種の効果で国内での自然感染は報告されていません。しかし、海外ではまだポリオが流行している地域があり、ウイルスが国内に持ち込まれて感染する可能性があります。   

4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)ワクチンと副反応について 

平成24年11月から、従来の三種混合ワクチンと単独のポリオワクチンに代わり、新たに4種混合ワクチンの接種が始まりました。

ワクチンの臨床試験において、注射部位の紅斑・硬結・腫脹、全身反応として発熱などが認められています。また、重い副反応としてショック、アナフィキラシー様症状(0.1%未満)があります。重い副反応でなくても、機嫌が悪くなったり、腫れが目立つときなどには、医師に相談してください。

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