令和6年 福井市文化奨励賞受賞者の紹介

令和6年 福井市文化奨励賞受賞者

　令和6年11月2日、フェニックス・プラザにおいて福井市文化奨励賞授与式を行い、本年の受賞者を表彰しました。
　

　本年の受賞者は、次の方です。

吉田　直哉  さん　【美術（写真）】

平成27年から個人で写真家として活動しておられます。県内外の賞を多数受賞されており、令和6年には9th 35 AWARDS 2023 Landscape -night(+Astrophotography) WINNER 100 BEST PHOTOSを受賞されています。この他、松本公民館主催事業の講師や審査員として積極的に参加されており、地域に写真文化を広めるなど文化振興にも貢献されています。

小林　啓子 さん【美術（書道）】

本県を代表する書道団体「福井書人連盟」「（一社）若越書道会」等に所属し、要職について運営に携わっておられます。調和体の表現を中心に研究を進め、読みやすさと親しみやすさの表現を深められ、書道研究会「書玄会」を主宰し、後進と書道愛好家の育成に努められています。また、県内はもとより中央の書道展で数々の賞を受賞されています。

坂本　シズミ さん【美術（書道）】

昭和51年から福井県書作家協会の役員を務め、現在は日本墨書会会長、日本書芸院参事、読売書法会理事を務めるなど、福井県書道界の発展に貢献しておられます。書道研究に励み、明清時代の書風を取り入れ、鄭板橋（ていはんきょう）を基盤とした、明るく流麗な独自の行草体多字数作品を、県内はもとより中央の書道展に発表し、数々の賞を受賞されています。