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最終更新日:2023年2月22日

あなたも「ゲートキーパー」になりませんか


ゲートキーパーとは

自殺のサインに気づき、適切な対応(声かけ、話を聞く、必要な支援につなぐ、見守る)ができる人のことです。
自殺を防ぐには、悩んでいる人に寄り添い、「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要。それぞれの立場でできることを進んで行動していくことで、自殺の防止につながります。

なやみごと相談窓口

ゲートキーパーの役割

ゲートキーパーになるためのポイントを紹介する動画 はこちら

気づき

家族や仲間の変化に気づいて、声をかける。
(声かけの例)
・眠れてますか?(2週間以上続く不眠はうつのサイン)
・どうしたの?何だか辛そうだけど・・・
・何か悩んでる?よかったら、話して。
・なんか元気ないけど、大丈夫?
・何か力になれることはない?

傾聴

本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける。
(ポイント) 
・心配していることを伝える。
・悩みを真剣な態度で受け止める。
・誠実に、尊重して相手の感情を否定しない。
・話を聞いたら、ねぎらいの言葉をかける。

つなぎ

早めに専門家に相談するよう促す。
(ポイント)
・紹介にあたっては相談者に丁寧な情報提供をする。
・相談窓口に確実につながるように、可能な限り家族などに直接連絡を取り、相談場所や日時を具体的に設定して相談者へ伝える。(相談者の了承を得た上で)
・(一緒に相談先に出向くのが難しい場合)地図やパンフレットといったアクセスなどの情報提供をする。

見守る

温かく寄り添いながら、じっくりと見守る。
(つないだ後も、必要があれば相談に乗ることを伝える)

ゲートキーパーの心がけ

・自ら相手とかかわるための心の準備をしましょう。
・温かみのある対応をしましょう。
・真剣に聴いているという姿勢を相手に伝えましょう。
・相手の話を否定せず、しっかりと聴きましょう。
・相手のこれまでの苦労をねぎらいましょう。
・心配していることを伝えましょう。
・分かりやすく、かつ、ゆっくりと話をしましょう。
・一緒に考えることが支援です。
・準備やスキルアップも大切です。
・自分が相談にのって困ったときのつなぎ先(相談窓口など)を知っておきましょう。
福井市の悩みごと相談窓口はこちら
・ゲートキーパー自身の健康管理、悩み相談も大切です 。

(内閣府 政府広報オンライン「あなたもゲートキーパーに!」より)

TALKの原則

対応の基本姿勢として、「TALK」の原則があります。
・Tell(話す):言葉にして心配していることを伝える。
例)「あなたの様子を見ていると、とても心配になるよ」
Ask(尋ねる):「死にたい」という気持ちについて素直に尋ねる。
例)「どんな時に死にたいと思うの」
Listen(聴く):相手の話に耳を傾ける。
例)「死にたいほどつらい気持ちでいるんだね」
Keep safe(安全を確保する):危ないと思ったらその人の安全を確保する。
例)一人にしない、適切な機関に繋ぐなど

誰でもゲートキーパー手帳

「誰でもゲートキーパー手帳 第2版」(厚生労働省)

手帳1手帳2

ゲートキーパーの普及啓発

YouTube

ゲートキーパーになるためのポイントをご紹介する動画を作成しました。

ポスター

ゲートキーパーの存在を知ってもらえるようにポスターを作成しました。

ポスター

なやみごとの相談窓口

福井市の悩みごと相談窓口 福井市民向けの相談窓口一覧。こころ、健康、子育て、教育、生活困窮、仕事、法律などの相談窓口一覧があります。

こころのオンライン避難所  ショックなニュースや自殺に関する報道にふれ、こころがつらくなった人向けに、気持ちを落ち着かせるサイト。
かくれてしまえばいいのです こども若者向けのWEB空間。死にたい気持ちをAIにうちあけたり、同じ気持ちを抱えた方の考えを知れたり、おばあちゃんからのアドバイスが見れます。

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