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最終更新日:2024年4月1日
【おさごえ民家園】旧土屋家住宅
旧土屋家住宅(福井市指定文化財)
建築年代:幕末から明治初期
旧所在地:あわら市前谷
この住宅は土屋豊孝氏から福井市が譲り受け、昭和56年に解体し、同59年に移築・復原したものです。藩政時代には、大庄屋を勤めたことのある土屋次郎左衛門家住宅は、幕末から明治初めにかけての頃、金津町(現あわら市)御簾尾大工によって建てられました。
おいと呼ばれる広間の奥に寝室や座敷を配し、正面に仏壇を祀った間取りは、にわとおいの梁架構や柱の配置が対照的であることもあり、寺院にも似た奥深さと象徴性さえも感じさせます。にわは唐臼を設けて精米をするなど、屋内作業の場でした。
福井県嶺北地方北部から石川県加賀地方南部にかけては、妻入りで前方に広い土間をとった広間型の民家が分布しています。坪川家住宅(坂井市丸岡町・重文)に代表されるこの型の民家は、正面の破風口を大きく前方に傾けるところが特徴です。
旧土屋家には外便所があります。農業生産の増大とともに便槽は大きくなり、やがて、貯蔵と腐熟を兼ねて、別棟の便所が造られるようになりました。
お問い合わせ先
教育委員会事務局 おさごえ民家園
電話番号 0776-34-3794 | ファクス番号 0776-34-3794
〒918-8011 福井市月見5丁目4番48号 【GoogleMap】
業務時間 8時30分から17時15分
【開園時間】9時から17時15分(入園は16時45分まで)
【休館日】月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(但し、翌日が土・日曜日の場合は開園)、年末年始(12月28日から1月4日)
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