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最終更新日:2022年6月20日

あなたの建物は安全ですか?


あなたの建物は安全ですか?

建物の維持保全を適正に実施することは、不測の事故を防いだり、地震や火災等の災害時の被害を軽減したり、建築物の寿命を長持ちさせることにつながります。
省エネルギー、地球資源の問題からも大変重要です。

外壁の注意、点検を

外壁は、年数が経過すると老朽化し、ひび割れや浮き上がり、腐食等が発生します。
そのまま放置すると外壁の落下により思わぬ事故が発生し、社会的な責任も問われる場合があります。
日頃から点検、診断し、異常が認められたときは早急に補強・改修をしましょう。
老朽化等が進んでいない建物でも、地震により外壁が落下して大きな事故につながることがあります。
地震に対する外壁の安全性についても別途診断評価をしましょう。

地震に備えて

次のような建物は、ぜひ耐震診断しましょう。

  • 比較的古い建築物
    ・昭和56年(1981)以前の建築物
    ・老朽化が著しい建築物
  • バランスの悪い建築物
    ・1階がピロティの建築物
    ・大きな吹き抜けがある建築物
    ・壁、窓の配置が偏っている建築物
  • 多数の人が利用する建築物
    ・災害時の拠点となる建築物(官公庁、学校等)
    ・不特定多数の人が利用する建築物(百貨店、飲食店、旅館・ホテル等)
    ・特定多数の人が利用する建築物(共同住宅等)
  • 地震の際の避難確保上特に配慮を要する人が主に利用する建築物
    ・老人福祉施設、幼稚園、保育所等

※大地震時に防災拠点等となる建築物について機能継続を図る場合には、企画・設計・管理の各段階において基本事項を示した、「防災拠点等となる建築物に係る機能継続ガイドライン」を参考にしてください。

ブロック塀の安全点検を

ブロック塀は点検して、転倒防止対策や改修を行いましょう。

  • チェックポイント
    ・傾き、またはグラツキがある
    ・ひび割れがある
    ・高さが高すぎる
    ・控壁の間隔がひろすぎる、また控壁がない
    ・透かしブロックが連続して使用されている、また多すぎる
    ・築後30年以上たっている、またブロックがボロボロである
    ・石垣などの上に建っている
    ・土留めに使っている 

ブロック塀の構造基準や安全対策については、ブロック塀の安全対策についてをご覧ください。

台風に備えて

近年の台風被害を踏まえて、建築基準法の告示基準が改正され、令和4年1月1日より新築する建物は屋根瓦を緊結することとなりました。
既存の住宅・建物につきましても、屋根の耐風性能が十分でない場合は強風時に周囲に被害を及ぼす恐れがあります。
新しい告示基準に適合したものとなるよう、屋根の強風対策に努めましょう。

老朽化家屋の適正管理のおねがい

「家が崩れそうでこわい」、「強風で屋根トタンが飛んでくる」など、最近、老朽化家屋に関する問い合わせが増えています。
建築基準法では、建物は適法に維持保全するよう努めなければならないことになっていますが、所有者の死亡や転居などにより、空家のまま放置され、適正管理がなされていないケースがあります。
老朽化等による第三者への被害は、建物所有者が社会的な責任を問われる場合があります。
強風や積雪が予想される台風や、冬の季節の前には、建物の点検を行い、危険箇所は事前に修理するなどして未然の事故防止に努めましょう。

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