最終更新日:2024年2月1日
住まいの浸水対策について
住まいの浸水対策について、各種ハザードマップや浸水対策に関する情報を提供しています。
浸水の恐れのある地域の把握
福井市の市街地は、九頭竜川、日野川、足羽川などの大河川の水位よりも低いため、ひとたび堤防が決壊すると甚大な被害が出てしまいます。また、近年では中小河川の内水氾濫による浸水・冠水被害が目立つようになっています。地理的状況を把握し、浸水の予想される地域では建物の浸水対策が必要です。
内水(ないすい)…短時間に降る強い雨等により、下水道や水路による排水が追い付かずに地表面に溜まることによる浸水
洪水(こうずい)…長い時間降り続ける雨等により、河川の水位が上昇し、堤防等から溢水、越水または決壊することによる浸水
各種ハザードマップ
ご自宅の地理的状況を把握しましょう。
- 下水道内水ハザードマップ(雨水対策室のページ)
- 洪水・土砂災害ハザードマップ(河川課のページ)
・浸水継続時間図について(河川課のページ)
・土砂災害警戒区域等の指定について(河川課のページ) - ため池ハザードマップ(農村整備課のページ)
- 津波ハザードマップ(危機管理課のページ)
- 大規模盛土造成地マップ(都市計画課のページ)
- 地震防災ハザードマップ(危機管理課のページ)
住まいの浸水対策
水害発生時は、家財を高い場所に移動しなければならないケースも多く、設計時に階段の幅や踊り場を広くするなどして、家財の移動路や避難場所を設けておくと良いでしょう。
地下室
地下室や半地下室は、地上の浸水が浅い場合でも水位が出入り口などの高さを超えると一気に浸水が始まり、短時間で水位が上昇するなど地上とは異なった危険性があります。また、大雨により下水道管内の水位が上昇し、地下室等へ下水道からの逆流水によって浸水被害が発生する恐れがあります。
浸水被害の発生防止あるいは軽減のためには地下室等の設置時にあらかじめ浸水対策を講じておくことがとても重要です。
- 地下空間における浸水対策ガイドライン[外部リンク]
- 建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン[外部リンク]
豪雨の時には地下室は危険です
浸水の危険があるときは早めに避難し、地下室に入らないようにしましょう。
・地上が冠水すると一気に水が流れ込んできます。
・地下室では外の様子が判りません。
・浸水すると電灯が消えます。エレベーターは使えません。
・水圧でドアは開きません。
雨水タンク・止水板の設置費の一部を補助します
福井市企業局では、中心市街地の浸水被害軽減を目的として雨水タンク・止水板を設置する費用の一部を補助しています。
わが家で 地域で 災害にそなえよう
防災ハンドブック
福井市では「わが家で 地域で 災害にそなえる」ことを目的として、防災ハンドブックを作成しています。いざ災害が発生したときに適切な行動をとることができるよう、防災対策についてご家庭や地域での話し合う際に、ぜひ活用してください。
マイ・タイムライン
「マイ・タイムライン」は、風水害が発生するかもしれないときに、自分や家族の取る避難に備えた行動を一人ひとりがあらかじめ決めておく防災行動計画です。「いつ」「誰が」「何をするのか」整理することで、自分に合った避難に必要な情報・判断・行動を把握し、「自分の避難の方法」を事前に確認しましょう。
被害にあってしまったら
災害で住まいが被害を受けたときは、あまりのショックに、何から手を付けたらよいか分からなくなるかもしれません。被災者の方々が一日も早く日常の生活を取り戻せるように、行政も様々な支援に動き出します。それらの支援も受けながら一歩ずつ再建を進めていきましょう。
その支援を受けるためにも、まずは被害状況を写真で撮るようお願いします。
災害に便乗した悪質商法に注意!
豪雨、台風、地震、大雪など大規模な災害の後は、便乗した悪質商法等のトラブルが発生する傾向にあります。豪雨等の被害を調査すると告げ、調査後、本来必要ないのに「○○が壊れているから工事が必要」、「保険を利用すれば実質的に無料で修理できる」などと契約を迫る業者とのトラブルが多く発生しています。
お問い合わせ先
建設部 住宅政策課
電話番号 0776-20-5571
〒910-8511 福井市大手3丁目10-1 市役所本館4階 【GoogleMap】
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